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尚絅学院大学 現代社会学科の授業でヒッポ

(2015年 5月 7日)

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尚絅学院大学(宮城県名取市)の現代社会学科、森田明彦教授の依頼で、2015年度の前期講義をヒッポファミリークラブが受け持つことになりました。

その第1回講義が4月30日(木)の1限に、ヒッポの理事 平岡一武を講師に行われました。

森田先生は、昨年度スザンヌ・フリン教授(米MIT 言語学)の来日ワークショップ等にも参加され、学生たちの英語嫌い(習っても話せない)を打破するのはもう多言語しかないという先生の強い思いから、今年度は5回通しての講義の依頼を受けました。
しかも2回目以降はファミリー(日常活動)のような形でSADA(多言語でのゲーム)、グループタイムメタ活、シェアリングプレゼンと進んでいく予定です。「とにかくいつも通り(ヒッポを)楽しくやってもらえればそれでいい」とおっしゃる先生の後押しもあり、仙台のヒッポメンバーも約70名の学生たちに混ざり、第一回目の講義は楽しい雰囲気のなかで講義を終えました。これからの4回の講義を通して、学生たちもどう変わっていくのか本当に楽しみです。

じゃんけんゲームも楽しそう!
森田先生の「今日は赤ちゃんになってくださいね」のことばに、初めて聞く多言語を、そのまま真似っこすることにもチャレンジ!

森田明彦先生「日本の大学では初の試みです。そして世界最先端の授業を皆さんは受けているんです」とおっしゃってくださいました。

学生たちの感想をいくつか紹介します。
*人間のことばは1つで、日本語・英語・中国語に分かれているのではなく、いろいろなことばを全体的に見ることが大切だと分かりました。多言語は少しかたいものと思っていましたが今日話を聞いたことでそんなことが全然ないのだと思いました。
*外国語ではなく、どのことばも同じ「人間のことば」という考え方を今日知り、考え方が180°変化しました。お金を出して英会話塾に行ったりしなくてもまずは全体からとらえ、そして部分を知り、外国語をしゃべれるようになれるというのは今日の中で一番の刺激になった。今回の講義をまた受けたいと思った。とても感動した。もっと外国語を話せる人とコミュニケーションを取りたいと思えた。
*私は中学3年生ぐらいから「英語」は好きだし、外国の人と話したいとずっと思っていましたが「英語学習」は嫌いでした。我々は日本語を話す時に文法を頭で考えないはずなのに、英語を学ぶ時はいつも教科書の見てきっちり和訳し、重要な文法は参考書で勉強していました。しかしそれをすれば話せるわけではないことはわかっていました。ではどうすれば話せるのか?それを今日の講義で知ることができました。「話す」というのは人間だけの能力であり、それを生かしたいと強く思いました。日本人の自分が話せる言語が日本語だけでは、話せる相手は多くても1億人ですが話せる言語が増えれば話せる相手が増えます。世界の人と話すことで日本で18年生きてきた自分が発見できなかった、触れることの出来なかった価値観を学べます。それって素晴らしいことだと思います。日本だけで人生を楽しく生きようと思っても限界があります。グローバルに楽しく生きられる人間になりたいです。
*自分と同年代の学生がいろんなことばでプレゼンしていたのがとても印象に残りました。すごいと思いました。
*何語か聴きとろうとするのは楽しかった。たくさんの言語があり、とにかく心をひらいてきき、相手を受け入れようとする態度を持つことが必要だと思った。
*すごかった。初めて触れることばばかりでろくに話せなかった。でも机に向かって勉強するより楽しかったです。
*中国語の「こんにちは」がわからないとしても、相手が笑って「ニーハオ」と言って近よってくれば「あーこれはあいさつだな」と思えるのだろうし、経験が大切とわかった。
*自分の中にあった当たり前の概念が変わった。新しい事を取り入れようという思いになった。


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