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2023年 夏の国際交流が終わりました。

(2023年 10月 5日)

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7月16日から始まった太湖大学堂小学生キャンプを契機に、初の交流となるモンゴルでの多言語キャンプ、キルギス・カザフスタン家族交流など、世界中の国々へ出かけたり、オンラインでの交流も含めたヒッポファミリークラブの2023年夏の国際交流が終わりました。

この夏はコロナ禍以降、久しぶりに多くの国で海外ホームステイが復活し、アメリカ、メキシコ、台湾、イタリア、中国(太湖大学堂)、フランス、マレーシア、モンゴルなど、約 700 名のメンバーが海を渡りました。また飯山や無人島、新企画の沖縄での国内でのネイチャーキャンプにも約 600 名が参加し、多くのメンバーが非日常の中で新しい出会いを楽しみました。

そんな中で大きな話題を呼んだのはモンゴル・ゲルネイチャーキャンプです。モンゴル文化教育大学の理事長・牧原創一さんと鈴木堅史代表理事との出会いから実現した今回の企画は、今春の新言語・モンゴル語導入のタイミングとも重なり、多くのメンバーの関心を集めました。ヒッポの海外交流としては異例ともいえる 300 名を超える方の申込をいただき、3 班体制で実施することになりました。参加者は北海道から沖縄まで、年齢は 1 歳から 80 歳代までと幅広く、ヒッポらしい多世代で多様な仲間たちが参加しました。

郊外にあるモンゴル文化教育大学のゲル・キャンプ場施設で 4 泊 5 日を過ごし、その後ウランバートルでの 2 泊 3 日のホームステイが 3 班共通のスケジュールで、キャンプ中は大学の学生スタッフの人たちがずっとヒッポのメンバーに寄り添い、食事の準備から乗馬まで手厚くサポートしてくれました。その学生さんたちが素晴らしく、キャンプを通して皆とすっかり仲良くなれました。

キャンプではモンゴルの大自然を存分に体験し、どこまでも続く草原、夜空に広がる満天の星は、想像をはるかに超える感動がありました。また昼夜で 20 度以上にもなる寒暖差、草原一面に点在する馬や牛のふん(笑)、におい、ゲルの中にも侵入してくる大量のハエや虫たち・・・、そのどれもがモンゴルを肌で感じられる体験でした。

キャンプ場近くで生活する遊牧民の方々に会いに行きました。馬乳酒やヤギの乳でつくるチーズなどをいただき、馬の調教や乳しぼりなど、その生活ぶりを見せていただきました。馬や牛、羊たちは食用、労働、移動、遊びなど遊牧民たちの生活にまさに密着しています。子どもたちは普通に馬を乗りこなし、生きる力にあふれていました。厳しい自然の中で生き抜くための彼らの知恵や工夫は、都会に住む私たちに人間にとって大切なことは何かを教えてくれる貴重な体験となりました。

その後のホームステイでもみな素晴らしい体験をすることができ、初のモンゴル・ゲルネイチャーキャンプは大成功に終わり、たくさんの学びがある素晴らしい交流でした。モンゴル文化教育大学の方々に心より感謝し、今後の繋がりを大切にしていきたいと思います。

モンゴル交流


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