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外国人留学生のオンライン修了式を開催

(2020年 7月 1日)

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6月28日(日)、外国人高校生の日本での留学生活を締めくくるオンライン修了式が開催されました。

当日は約170人が見守るなか、日本に残っていたタイとイタリアの高校生7人とすでに帰国していた韓国、メキシコの高校生8人が現地から参加し、それぞれのホストファミリーとともに10カ月におよぶ日本での思い出や今の想いを伝え合いました。

茨城県水戸市の高校に通っていたタイ人のアイワリン・サンティウォンサンティドさん(15歳)は、「今は日本語がよくわかるようになった。1年間がこんなに早いと思わなかった。卒業式までいたい」とこれまでの日本での生活を振り返りました。また、「悲しいけどタイに帰る。でもずっとパパとママの娘、ずっと先生の生徒、ずっとみんなの友達だと思っている。みんながいなかったら今の私はいない」と、時おり涙を浮かべながらそれぞれへの感謝の気持ちを日本語で懸命に伝えました。

また神奈川県横浜市の高校に通っていたメキシコ人のラウラ・ナイエ・モリナ・ゴメスさん(17歳)は、新型コロナウイルスの影響で予定を早め4月末に帰国。自宅からの参加となりました。日本で出会った人々の顔を思い出し、久しぶりに顔見知りと会った嬉しさに思わず泣きだす場面もあり、「日本での生活は難しいこともあったが楽しいことのほうが多かった。この経験は自分にとって本当に大切なものとなった。自分が好きなことや嫌いなことがわかり、自分自身のことを良く知ることができた」、と今回の留学が与えた影響について語りました。

会の最後には、ヒッポファミリークラブで外国人高校生の留学受け入れプログラムのコーディネーターを務める八木賢治さんから、留学生へはプログラムの修了証が、ホストファミリーには感謝状が画面上で提示されました。八木さんは「新型コロナウィルスの影響で、外出自粛や学校が休校になるという通常とは違う生活を強いられた留学プログラムとなりました。いいところ悪いところも含め、日本でのこの貴重な体験を今後の人生に役に立ててほしい」と話しました。

7月24日(金)、留学生たちはタイとイタリアへ帰国する予定です。修了証の実物は当日空港で授与されることになっています。


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