お父さんだってドキドキ!? 初海外出張奮闘記|体験談|ヒッポファミリークラブ
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お父さんだってドキドキ!? 初海外出張奮闘記お父さん

かわら版 / 第19号2015.03

北田明さん

仕事で外国語に困ることが増えてきたことから、子どもたちには小さいうちから外国語に馴染んで欲しいと思い、2年半前に家族4人でヒッポを始めました。
こんな僕が12月に、インドネシア・マレーシア・シンガポールの現地の会社を訪問してきました。もちろん、どの国も初訪問だし、そもそも海外出張自体が初めてでしたが、ヒッポらしくマレーシア語の自己紹介をほんの少し準備し、いざ出発!シンガポールに到着する時には「ヒッポのCDにある機内アナウンス(マレーシア語)が生で聞けるかも?」と楽しみにしていましが、流れたのは日本語と英語だけ。残念。でも、インドネシアへ移動の飛行機では英語と知らない言語が…。「インドネシア語かな?」(もちろん、インドネシア語は全然知らない)とよく聞いてみると、「…ポエンポエン…テリマカシ」と聞こえてきた!「え?なんでここでマレーシア語やねん!?」だけど、すぐさま「マレーシアとインドネシアとは近いんだ!インドネシアでもマレーシア語の自己紹介で通じるはず!」と根拠なく直感しました。
ワクワクしながらインドネシアでの最初の会社を訪問。同僚たちが英語で話していたのに対し、ヒッポらしく!というミッションを自分に課し「スラマッパギ!ナマサヤ・・・」と自己紹介。すると、満面の笑顔とともに「そうそう!スラマッパギ!マレーシア語話せるんだ!」とハイテンションな返事が返ってきた!「No, that’s all.テリマカシ」って返事したら、これまた妙にウケるではないか⁉後の会食では調子に乗って、5歳の息子が好きなインドネシア語のSA!DA!「ラササヤン」を聞いてもらい、ヒッポの説明と楽しさを、カタコトにもならない英語と魂を込めた身振り手振りを駆使して、必死で伝えました。インドネシアで味を占め、マレーシアでも「スラマッパギ・・・」「テリマカシ」を使いまくり。
みんな最高の笑顔で気持ちよく受け入れてくれて、いつしか「出張」が「旅行」みたいになっていました。もちろん「仕事」なので、専門用語を含む難しい英語がスピーディに飛び交い、通訳は必須です。今回、海外ビジネスでは英語は非常に重要であると痛感し、今更ながらがんばらねば!と思いました。一方で、人同士が仲良くなるには、すべてを英語でクールに決めるのももちろんいいと思いますが、互いの国の言語を混ぜながら、身振り手振りで伝えたいと必死に魂を込めて話すことでも、その気持ちは必ず相手に伝わるし、互いの距離がとても近くなることもわかりました。
ところで、出張中、必死に英語に食らいついていたので、日本に帰ってきてCDを聞くと、英語がクリアに聞こえるようになっていたのには本当に驚きました!たった3日ほどで元の耳に戻ってしまいましたが…。最後になりますが「スラマッパギ」が「こんにちは」ではなく「おはよう」であることを知ったのは日本に帰る飛行機の中でした。
(北田明/大阪府・泉大津Wald F)