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体験談・メンバーの声

Corazón abierto高校留学

濱田麻友香・スペイン / 出発時・高1

スペインのホストファミリーはパパ、ママ、2人の弟。The Spain ! って感じの陽気で楽しい家族。もともとおしゃべり大好きでよく笑う性格の私なのに、初めの1ヵ月間は日本での自分を全然出せなかった。学校でなかなか仲の良い友だちができなくて悩んでいても、それを家族には相談できない自分。ホストママは声が大きくて、思ったことは全部はっきり言う人。日本の母とは180度違う性格だからなかなかママに思ったことを言えなかった。でも“Tengo que cambiar(変わらなければいけない)”と思った。とにかく出会った全ての人に、自分からCorazón abierto(心を開いて)をして、全力で向き合ってみよう。
2ヵ月たった頃に初めてママと2人で散歩をする機会があり、その時初めて自分の悩みを伝えることができた。ママとの距離感が近くなった気がした。でも「私はあなたのお母さんじゃない」とストレートに言われた時はショックだった。でも、やっぱり、スペインに本当の家族をつくりたい。だからこそ、毎日ママに話しかけて、自分なりに精一杯ママと向き合った。
帰国日の空港で、家族、友だち、たくさんの人に見送られて私はいろんな思いで涙が止まらなかった。ゲートに入っていく寸前、ママが“Mayuka~!”と言って呼び寄せてくれて、ぎゅっとハグして“Eres como mi hija (あなたは私の娘)”と初めて言ってくれた。ママに愛してもらってたんだと思うと、ますます涙があふれた。