息子は留学。親もチャレンジ!
二塚真実・東京都 / ベトナム家族交流
今年1月、ベトナム中部のHUEに行ってきました。今まで行ったヒッポの交流は2回とも、こどもたちと一緒だったので、一人でホームステイを味わうのは初めてでした。こどもが一緒だと、場は和むし勝手に事が進んでしまうこともあり、楽な面も多く、実際自分自身はあまり努力しなかったような気がずっとしていました。現在息子がフランスへイヤーロング(高校留学)中ということもあり、荒波に揉まれているであろう息子には敵いませんが、親もチャレンジ!交流の申し込みをした時点では、ベトナム語のCDを持っておらず、ベトナム語が聞こえる環境がない。そんなまっさらな状態からベトナム語を聞いていくのも面白いかも、と思ったのも参加動機の一つでした。
初めてというわけではないのに、出発10日くらい前から毎朝ドキドキして胃が痛くて目覚める。今回は一人だということ、CDは流しているもののベトナム語が引っかからない焦り・・・。実際行ってしまえばこんなに悩まなくてもよかったと思えるほど、一緒に行ったメンバーの気配りやホスト家族の優しさに助けられ楽しく過ごせた訳なのですが、いろいろと考えさせられる交流でもありました。
4泊5日のホームステイは楽しく、美味しく、素晴らしく、盛り沢山。とにかく頑張るから知らないうちに疲れている。夜日記を書こうと思うのですが、ただただ眠くて書けない。息子にはマンスリーレポートもちゃんと書いてね、と送り出したのですが、書くことの難しさも今回実感しました。この他にも交流中、こどもたちに想いを馳せることがいくつかあり、小5から青少年交流に行くこどもたち、イヤロン生を心底頼もしく思いました。更にイヤロン生は授業を受けるのですから、すごいものです。
ステイ中はホストの13歳ミン君とその家族、従姉妹2人を含め6人の組み合わせで毎日動いていました。朝食はブンかフォーを食べに行き、cafe、ドンバ市場、親戚の結婚式、バイク3人乗り、 night marcket、旧正月のお菓子と宮廷料理作り、ベトナム版スゴロク等々。一番使ったことばは ngon(美味しい)とvui(嬉しい)。ハンさんが作る料理は本当に美味しく、ngonの連続。無口だけれど目が合うといつも「vui?」とにっこり笑って聞いてくれるリーさん。帰国後CDを聴くと、引っかかることばが増えています。またHUEに、ハンさんたちに会いに行きたいです。