ありがとうが聞きたくて~南半球・ブラジル冬出発YL|体験談|ヒッポファミリークラブ
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体験談・メンバーの声

ありがとうが聞きたくて~南半球・ブラジル冬出発YL高校留学

堀田大樹(出発時:高3) / 北海道

Oi gente tudo bem ?

YLは最高のプログラムだと自分が実際に行って体験して、本当にいいものだと思うし、この体験をこれから、ちょっとでも行きたいと思ってる子がいるんだったら、本当に行って欲しいプログラムだと思う。YLは高校生の時に行くことに大きい意味があると思うし高校生でしかできないことや考えがあると思う!当然、楽しいことや幸せな気持ちになったことはいっぱいあった。それは自分の頑張り次第で、何倍にでも膨れ上がると思うし、底はないと思う。でも、辛いこともYLの中で必ずやってくる。そこを乗り越えてこそ自分の成長に繋がると思うんだよね。

俺はホストママに最初から気に入ってもらえなくて、例えばママがご飯を作ってみんなの名前を呼ぶんたけど俺だけ呼んでくれなかったんだ。また、最初はふざけてか本当の気持ちかは、わからないけどママが俺に向かって「だいきもう帰っていいよ」とかよく言われて、その時は笑いながら「やだよぉー!」なんて言ってたけど、実際一人になったらめっちゃ辛かった。それに俺はほぼ毎日大量のお皿を洗ったり洗濯物を乾かしたりしてたんだけど、それは当たり前みたいに受け流されてたんだ。でも俺は、ママの「ありがとう」が聞きたかった。感謝してほしいとかじゃないけど、「ありがとう」のことばは、本当に大切だと思ってたから。それで、ある日、ママのありがとうが聞きたいと思ってるとか、帰ってと言われた時の不安な気持ちなど全部言った。そしたら、ママが涙目になりながら強くハグしてくれたんだ。

それからも一生懸命、手伝いしたりするうちに、最後の方は「ありがとう」や「息子」って呼んでくれたり、帰りの空港の時も、泣きながらママも「いつでも帰ってきていいんだからね」って言ってくれて、その時に今まで色々な苦しかったことや辛いことが全部吹き飛んだ!俺はやっぱり最後までこの家族でよかったって本当に心の底から思えた。