うちは多言語が爆発中!|体験談|ヒッポファミリークラブ
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体験談・メンバーの声

うちは多言語が爆発中!日常活動

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小目谷照美 / 東京都・主婦

4年前、長男をがL(高校留学)プログラムでイタリアへ。そして一人だけ送り出すわけにもいかず、去夏、双子の次男と長女はアメリカとドイツにそれぞれ留学した。そして1年近く。二人の帰国日が近づくと、長男が突然、イタリア語で話し始めるようになった。私に向かって容赦なく。「ぅわぁ!何言ってるんだか、わからないってば」。それでも何度も繰り返し言ってくる。他になす術もない私は、彼のイタリア語をオウム返しに真似るしかないのだけど、そんなことしてると5~6割くらいはわかる気がする。

そしてとうとう次男がアメリカから帰国。その日の次男は日本語が不自由な人で、英語が止まらなかった。横でぶわぁ~っと喋られると、何か別のことをしながら聞いていたりする時など耳が次第に麻痺してきて…。ヒッポのCDを聞いている時みたいに「聞き流しモード」になってしまう。すると息子がパタッと話すのをやめて「Hello~?」(聞いてる?)と言う。その夜、彼は寝言も思いっきり英語だった!

一方長女の方は、帰国してから彼女の日本語が非常に聞き取りにくくなった。口をあまり開けず、モゴモゴ喋る。YL前はもっとハッキリ喋っていたのに。私は何度も「はぁ?」と聞き返す。同様にドイツ語もよく聞き取れない。ハフハフしてる。それを言うと、ドイツではちゃんと通じて会話が成立してたよ、と娘。口が「ドイツ語を話す口」になっているのか?そんな彼女のドイツ語を最も理解しているのは長男。なかなか日本語に切り替えられない兄妹を我が家に迎え、なぜか長男のイタリア語があふれてくる。大変な思いをして兄弟3人をYLに送ったが、今、多言語の環境に丸ごと我が家が包まれている。

 

写真は、長女の栞さん(高2)。ドイツの友人たちと