ロベールに会いたい
辻りく / 三重県・小1
「ぼくがラーメンたべたとき」という本をよんだ。こどもがはたらいている。日本とはぜんぜんちがう。町のようすもちがう。水くみにいかなくてもぼたんをおすとトイレの水がジャーとでる。水くみのおんなの子はびっくりするだろう。
ロベールのはなしを、おもいだした。ロベールは、ぼくがちいさいときに、うちにホームステイにきたアフリカのおいしゃさんです。日本のあかちゃんはげんきにおおきくなるけど、アフリカではしんでしまうこどもがたくさんいる。びっくりして、かわいそうだとおもった。本のなかでも、こどもがたおれていた。あの子はどうしたんだろう。テレビのニュースで、ホームステイにきた人のくにのはなしをしていると、すごくきになる。だいじょうぶなのかなあと、でんわしたくなる。しらないくにでも、そのくにの人がいつかうちにくるかもしれないし、やっぱりきになる。でも、ラーメンたべてるぼくは、なんにもきにしてない。たおれていた子は、たのしいこと、あったかな。ぼくはじぶんが、しあわせなんだなあとわかりました。
どうしたら、こどもがみんなしあわせになるかかんがえてみた。けど、ひらめかなかった。みんなのしあわせは、こどもだけでなんとかするのはむり!だから、大人のみなさん、おねがいです。こどもを、みんなみんな、しあわせにしてください。こどももがんばって、たおれてもたちあがります。