“私”と友だちになって

石田 真梨子
高1 スペイン/兵庫県
それまで一緒にいた友だちは、日本には興味があるけれど、私自身には興味がないようだった。“日本人の友人”ではなく一人の人間として見てもらいたかったけど、簡単なことじゃなかった。12月29日の夜、その友だちと出かける予定がキャンセルになった。でも一人で家にいたくなかった私は、家の近所のPista(スケート場)に行ってみた。そこは高校生たちのたまり場だったから、行くのにすっごい勇気が必要だった。でも、とにかく誰かと話したかったから、顔知っている人に片っ端から「Hola!何してるの?」って言いまくった。でも誰とも会話が続かなかった。Pistaの周りを半分以上歩いたところにいたのがSaraたち数人のグループ。彼女が初めて「じゃあマリコは何してるの?」と聞いてくれた。堪え切れなくてSaraに、その時思っていたことを全部話した。そしたら彼女がぎゅーってハグして「私たちと一緒にいたらいいよ」って言ってくれた。
Saraはまだまだうまく言えない私のスペイン語に対し「わからなかったら、わかるまで聞いてあげるから、絶対にマリコも言うんだよ」って。皆の相槌、口癖、しぐさを真似して、私の中には6人がいるよう。私は6人が大好きで、皆も私のことが大好きだった。この6人と過ごして、何でもできるって思うようになった。YL前は何かを決める時に「他の人に何て思われるか」という不安が常にあったが、何を選んでも受け止めてくれる人がいるということを知ったし、自分に自信を持つことはとても大事だと思った。





















