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体験談・メンバーの声

ゼロからのチャレンジ高校留学

清水日毬・フランス / 出発時・高1

父の転勤で中1からアメリカへ引っ越した私。ことば、友だち、学校・・・といろいろ葛藤していた私にはイヤロンなんて考えられないと思っていた。1年かけて英語が話せるようになった頃、日本のヒッポの仲間がイヤロンを決めたと言う話が耳に入りだんだん気になってきた。せっかくならもっと英語を極めるために英語圏に行こうか?ヒッポの人に相談したら「もったいないから英語圏以外のことろへ行ったらいい。フランスはどう?」と勧められ、考えてもいなかったフランスへ行くことを決めた。ゼロに等しいフランス語でチャレンジしてみようと思った。
フランスへ行き、最初は全然フランス語が入ってこない。でもホストファミリーの言うこと、授業中によく聞こえてくる音を何度も真似してリピートしていた。意味なんて気にせずに丸ごと。意味は後から、使っていくうちにわかってくる。それに気づいてからは知らない音に出会っても怖くないし、口に出すのがとても楽しくなった。新しいことばもどんどん入ってくる様になりホストや友だちから「本当に今までフランス語を勉強したことがないの?」とびっくりされた。今の私がイヤロンを終えアメリカに帰ったら、英語はどんな風に聞こえるんだろうと楽しみになってきた。
そして今、帰国して2ヵ月が経ち自分の話す英語の変化に自分自身が驚いている。発音も文法も気にせずとにかく自由に話している。大事なのはことばの正確さじゃないんだ。イヤロンで心を開くことができるようになったから、英語も以前とはまるで聞こえ方が違う。多言語人間になるって、赤ちゃんになるって素晴らしい!(フランス/清水日毬 出発時:高1・アメリカくじらF)